新世代の盆栽、パキポディウム・グラキリス
ぷくっとした太った独特のフォルムが、なんとも愛らしい人気の植物です。
観葉植物を育てることが趣味の1つですが、「パキポディウム」に興味をもったのは、
こちらのYoutubeがきっかけです。とても分かりやすく解説されています。
早速、私もこの動画の手順どおり栽培を始めました。
現状、発芽もしっかり確認できており、順調に成長しています。
今回お伝えする内容は、
0からスタートするにあたり、実際何を買えばよいのか、を全てまとめたものです。
必要なもの10個を厳選して選抜しています!
何を準備すべきか、まとめているサイトがなかったので、私が一番苦労した点でした。
この記事で少しでもお役にたてれば幸いです。
工夫した結果、下記写真のように100均も活用して、安くおしゃれにできたかと思います。
【メリット】
・まとめて管理できるので、室内と外との移動が楽
・個別に腰水管理ができる
・個別管理なので、カビや病気へのリスクを減らせる
・黒で統一しているので、デザインがシンプル
必要となるもの10選
セリアで購入するもの
①KITCHEN ORGANAIZER(キッチンオーガナイザー)XSサイズ 2個入 ×3個
受け皿になります。腰水管理をするためのに、こちらにベンレート+メネデールを入れます。
②KITCHEN ORGANAIZER(キッチンオーガナイザー)Lサイズ ×1個
XSサイズが、ちょうど6つ入ります。
下の写真では、腰水(ベンレート+メネデール)を入れています。週に2回取り替えています。
③ピンセット ×1個
種をつまむために必要です。なんでも結構です。
100金で十分ですが、Amazonでも安く売っています。
④スプレーボトル ×1個
カビ防止で、ベンレートを土表面に散布するために必要です。
定期的に散布するので、使いやすいものを選んでください。なんでも結構です。
こちらも100金で十分ですが、Amazonでも売っています。
Amazonで購入するもの
⑤土を入れる容器
10個入っています。今回6個使用するので、4個余ります。
横にスリットが入っているので、根がしっかり呼吸できます。そのため、鉢底石は不要です。
以下写真のように、セリアの「キッチンオーガナイザーXSサイズ」にシンデレラフィットします。
まるで、セットで売っているかのような一体感!
⑥メネデール
植物の生命力を高めます。植物のリポビタンDです。
⑦ベンレート
カビ防止です。私は一度もカビが発生していません。
水1Lにベンレート1袋+メネデール(キャップ1杯)を入れてかき混ぜます。
そこに種を12時間入れておきます。この水は、のちに腰水用として再利用します。
⑧サボテン用の土
水はけがよく、根腐れしにくいです。
⑨バーミキュライト
100均でも売っていますが、こちらの方が上質です。
サボテン用の土の上に、8mm程度の厚さになるようにのせます。
バーミキュライトは、無機質なのでカビが発生しにくく、種の発芽に最適です。
SeedStock or ヤフオクで購入するもの
⑩パキポディウムの種 30粒
SeedStockさんで購入すれば間違いありません。
発芽確認できた種を、安く販売してくれます。(ランダムで何かの種が、おまけで付きます)
ただし、人気商品のため在庫がすぐ無くなります。
ツイッターで入荷状況を更新しているので、こまめにチェックしましょう。
SeedStockさん以外では、ヤフオクでも売っています。
1粒100円程度が相場、と知ったうえで適正価格で購入してください。
私は1つの鉢に、6粒置いています。(サイコロの6のように配置)
5鉢で30粒使うので、1つ鉢が余ります。これにSeedStockさんがおまけでつけてくれた
アガベの種を置いています。
以上、種まで含めて10選紹介しました。これらさえ購入しておけば、困ることはないはずです。
種を除くと、合計5,000円程度で揃えられます。
種から育てる、というのは小学校のアサガオ以来なので、とても新鮮です。
種から育つ姿を見ているのは、本当に楽しいです。
朝コーヒーを飲みながら、じっくりと成長度合い眺めて癒されています。
あると便利なもの
上記10選は、必ず必要なものですが、あると便利なものも紹介します。
家に1つあっても良いかと思います。
土入れ
手で土を入れられますが、土入れを使えば、手を汚さずに綺麗に入れられます。
こういった形状のものが1つあると、植え替えにも便利です。
植物用LED
植物用LEDは、沢山種類がありますが、アマテラスが一番お勧めです。
光がとてもクリアで、少し感動するレベルです。
植物専門店でも、こちらの商品を使っているところが多いので、間違いないものかと思います。
梅雨時期や日照不足のときに、1つ持っておくと安心です。
半年間、金額をウォッチしていましたが、楽天の方が安いので楽天がおすすめ。
口金がE26なので、これにあうソケットも別途ご購入ください。
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生育状況
R3/5/21種まき
R3/6/2 発芽確認
R3/6/13 複数発芽確認
R3/9/13 順調に成長中
夏場に外に出しっぱなしのものと、室内の日光が当たる場所にて、生育状況を比較しました。
外に出しっぱなしのものが、明らかに生育状況が良いです!
水は腰水が無くならないよう、たまに水を入れているだけです。
(参考)パキポディウム・グラキリスとは
マダガスカル原産で、ワシントン条約対象になっており、絶滅危惧種です。
日本で売られているパキポディウムは、2種類の苗があります。
①現地球・・・原産地マダガスカルから輸入されたもの
②実生(みしょう)・・・日本で種から育てたもの
【現地球の特徴】
・お店でみかけるものは、ほとんどこれです。大きく成長しており、高額で売られています。
・数十年生きているものが多いので貴重です
・日本で輸入する際、根を切らないといけません。そのため、根が定着するまで育てるのが難しいといわれています。発根状態を確認してからの購入をおすすめします
【実生の特徴】
・種が1粒100円程度で購入できるので安価です。
・日本の気候に順応しているので、育てやすい
今回私が挑戦したのは、②の実生です。
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