バルミューダのランタンを購入してから、1年間経過しました。
発売日は、2019年10月17日。
最初見たときは「ただのおしゃれなランタンでしょ？」「これって必要？」と思っていました。
たしかに、ランタンという性能上、無くても生活に支障はでません。
しかし、使用して1年経過した今も「買って良かった」と断言できます。
今回、実際に1年使用した感想を忖度無しにお伝えします。製品の特長ごとに解説していくので、特徴を理解しながら使用感も分かる記事構成になっています。
メリットは赤字、デメリットは青字で記載します。私個人の感想はもちろん、さまざまな口コミも調べたうえで、「バルミューダThe Lantern」を簡潔にまとめてみました。
このランタンは、人を選ぶ製品です。最後まで読めば「買って後悔した～」という悲劇は防げます。納得した買い物ができるお手伝いができれば幸いです。
ファッションバイヤーで、おしゃれ好きにはお馴染みのＭＢ氏も絶賛しています。
審美眼のあるMBさんがおすすめしていることから、デザインへの信頼が高まりました。
以下動画の10:04から紹介が始まります。
バルミューダThe Lantern（BALMUDA The Lantern L02A）の解説＆レビュー
デザイン
カラー
2021年6月現在、オンラインストア限定色として、ネイビーとレッドが追加されており、合計5色展開になっています。私は黒を持っていますが、どれも魅力的な色かと思います。部屋の雰囲気に合わせて選択肢が多いのは嬉しいですね。
大きさ
大きさは、500mlのペットボトルとほぼ同じ大きさです。重さは約630ｇ。
軽すぎるとチープですし、重すぎると利便性が低下します。個人差があるので、良い悪いは言いにくいですが、個人的にはちょうどよい重みかと思います。
素材
2020年グッドデザインを受賞しており、デザインがとても洗練されています。
ハンドルとフレームの素材は、金属のステンレス鋼ですが、本体はABS樹脂というプラスチックが使用されています。プラスチックだからといって、安っぽさは全くありません。
プラスチック部分が金属部分と綺麗に融合されており、全体が金属でできているかのような雰囲気です。あえてプラスチックを使用することで、軽量化を図っているのかと思います。ちょうどよいバランスです。
また、透明の部分の素材は「ポリカーボネート樹脂（PC）」でできています。ガラスと同程度の透明性で、カメラレンズ等にも使用されている素材です。
一度お店で見てみてください。見た目は、もはやガラスです。爪でコンコンとつついてみると、ガラスではないと分かります。一見ガラスっぽいのに、割れるリスクもなく、安心・安全に使用できます。
私は寝室のサイドテーブルから、10回以上落としていますが、割れるどころか、ヒビも全く入っていません。（もっと丁寧に扱います）
性能
光の揺らぎ機能
引用：バルミューダ公式HP
明るさ調整は、「ダイヤルを回すだけ」とシンプルです。時計回りにまわしていくと、ゆらぎのある暖色から白色の光に変化していきます。光量も、白色になるにつれ、どんどん強くなります。
これ１つ置くだけで、部屋の雰囲気を変えてくれます。
寝室のベットサイドにおけば、落ち着いた空間を演出できます。
しかし、私の一番の不満点は、「揺らぎが少ない」こと。
スノーピークのほおずきよりは、揺らぎが多少ありますが、本物のロウソクには、到底及びません。「よーくみれば、なんとなく揺らいでるな」くらいの認識でよいかと思います。
購入時は、ロウソクの光に近い、とのレビューがあって期待していたのですが、そこまでの揺らぎがなくがっかりしました。揺らぎを小→大と調整できる機能がつけば、文句のつけようがなく、素晴らしい製品になったかと思います。
現在は、揺らぎ機能は忘れて「暖色の落ち着いた光」と割り切っています。
下記写真のように、食卓にいろいろな光を並べて、妻とお酒を楽しんでいます。
バッテリー
バッテリー充電時間は、約6時間です。結構時間がかかります。
また、連続使用時間は、3〜50時間(最大照度〜最小照度)となっています。
明るさMAXだと、結構あっという間に消えてしまう印象です。
私は1日2時間、30%程度の明るさで使用していますが、充電は2週間に1回ペースで間に合っています。面倒と感じたことがありません。
ケーブルで充電しながら、同時に点灯することも可能です。
あまり移動しない方は、ケーブルを繋げっぱなしでもよいかもしれませんが、過充電でバッテリーが弱くなるので、できれば避けたほうが無難です。
ケーブルは、micro-usbなのが残念ポイント。USB-typeCにしてほしかったのが正直な感想です。
もし、バッテリーがへたっても1,980円で新たに購入できます。安くて驚きです。電池交換もマイナスドライバー又は10円硬貨があれば、簡単にできます。今のところ毎日1年間使用していますが、バッテリーはまだまだ元気そうです。もし弱くなってきたら、躊躇せず購入予定です。バッテリーの購入は、Amazonでも楽天でも見つけられなかったので、バルミューダ公式から購入するしかなさそうです。こちらから購入できます。
携帯性
バッテリー式なので気軽に持ち歩けます。私は書斎と寝室で併用しています。
書斎では電気を少し暗くしながら、このランタンの光でジャズを聞いて癒されています。
眠くなってきたら、ひょいっと持ち歩き、そのまま寝室へ。寝る前の瞑想時の照明として使用しています。心が落ち着いた状態で睡眠に入ることができます。
一方、外への持ち歩きにはお勧めしません。がさばりますし、そこまで光が強くありません。
生活防水に対応しているので、小雨程度ならキャンプでも使用可能ですが、車で移動できるオートキャンプ時など、使用シーンは限られます。
キャンプで使用するランタンとの大きな違いは、「家の中で手軽に使用でき、暖かみのある空間を演出するところ」かと思います。ありそうで今までになかった製品です。
本体もLEDなので、全く熱くなりません。
停電時や震災時に備えて、1台家にあると安心かと思います。
値段
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税込15,950円です。正直、ランタンとしては、高い商品です。
しかし、バルミューダ製品の中では、1万円代は珍しく、比較的手が出しやすい商品かと思います。
この値段でも価格.comのランタンランキングで、5位に入るほど売れています。
amazonの評価も★4.6となっており、★4以上の割合が91%と高評価です。（2021.6.15時点）
実際、私も★5を付けるくらい、購入して良かったと思っています。
こんな方におすすめ
・雑貨を使って、生活空間を演出したい人
・バルミューダ製品に囲まれたい人
・予算１万円程度でプレゼントを考えている人
・おしゃれと防災を両立したい人
・部屋のアクセントが欲しい人
生活必需品ではないので、なくても困るものではありません。どちらかというと贅沢品に入ります。
「自分では、なかなか買えないけど、貰ったら嬉しい。」そんなジャンルかと思うので、プレゼントに最適だと思っています。貰って嫌な人はいないのではないかと。
（ただし、関係性が深くない人へは、消耗品をプレゼントした方が無難です）
バルミューダはギフトラッピングも880円でしてくれます。
引用：バルミューダ公式HP
「家での生活のほとんどが、テレビやスマホを見ている人」には、正直おすすめしません。
一か月後には、高い確率でホコリが被っています。
「自分又はパートナーと向き合う時間に、付加価値を付けるもの」かと思うので、それらの時間が少ないと、自然と使用頻度は無くなるかと思います。
まとめ
無印良品と同じくらい、バルミューダ製品が好きになっています。在宅時間が多くなった中、不要なものは、ほとんど処分しました。今は、お気に入りの製品だけに囲まれており、自然と楽しい生活を送れています。
私のライフスタイルで、ランタンは「切り替えスイッチ」の役割にもなっています。
「ランタンを付けたらリラックスして読書や瞑想しよう」という流れができています。自然と体に覚えさせることで、読書や睡眠が快適になりました。
これで2万円以下は安い商品だったと思っています。おすすめです。
こんな記事も書いています。
エアコンの寒さが苦手な方に、扇風機をお勧めします。エアコンを弱めにかけて、この扇風機を使うと、快適に夏を乗り切れると思います。従来の扇風機からの進化に驚いています。
在宅ワークがとても集中できるようになりました。生産性が上がるので、投資すべき製品です。
BOSEのワイヤレススピーカーをライティングレールに吊るしてみました。スペースが確保されるだけでなく、上から降り注ぐ音にも満足しています。
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