【2022年おすすめトースター】バルミューダトースターを5年間使用した正直レビュー

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バルミューダトースターが気になっているけど、長期使用感や保証が気になるな~

今回、こんな悩みにお答えします。

私はバルミューダトースターを2016年に購入し、約5年間使用しています。トースト以外にもグラタンを作ったり、ヘビーユーズしております。5年間、長期使用してきたことで、良い点も悪い点も見えてきました。

今回、5年間使用することで分かった使用感、バルミューダのサポート対応を紹介します。
購入を検討している人にとって、参考になるはずです。

結論からいうと、買って大満足。サポートも神対応。お勧めできます。

本記事の最後に「2021年、もし私がトースターを買うなら」という記事も書きました。これを書くにあたって、友人宅にお邪魔して、使わせてもらっています。自分が購入するかのように真剣に調べたので、是非最後までご覧下さい!

バルミューダ トースター(BALMUDA The Toaster)とは

2015年、彗星のごとく発売され、トースターの概念を壊した先駆者的存在です。
5ccの水を入れることで、スチームの力により「外カリ内モチ」を実現。家庭でも高級ホテルのようなパンが手軽に食べられるようになりました。
メディア、インフルエンサーにも多く取り上げられ、トースター革命を起こします。
発売当初から、デザイン、パンの美味しさに注目され、2万円を超えるにもかかわらず、大ヒット商品となりました。

2021年6月時点では、4色展開となっています。

定価:税込25,850円(2021年6月時点)

機能

合計5つのモードがあります。

【スチーム有り】
①トーストモード、②チーズトーストモード、③フランスパンモード、④クロワッサンモード
引用:バルミューダ公式

【スチーム無し】
⑤クラシックモード(170度、200度、230度)

スチーム調理から焼き上げまで、1秒単位で温度管理することで、各モードで最適化された最高の焼き上がりが実現されました。

5年間使用して、良かった点

良かった点①:デザインが飽きない

ジブリ「魔女の宅急便」で登場する「かまど」のように、暖かみのあるオレンジの光が窓から見えます。蒸気で真っ白になった後、だんだんと霧が晴れてくる。そのあと、高温でキツネ色に焼き上げられる過程を窓から眺めていると、食欲がとてもそそられます。

また、2015年度グッドデザイン賞「金賞」を受賞しています。シンプルで洗礼されたデザインにもかかわらず、どこか親しみのあるフォルム。キッチンに出しっぱなしにしておけます。アイアンのような重厚な質感があり、レトロな雰囲気もあります。購入の決め手は、このデザインでした。

良かった点②:冷凍したパンや値引きシールのパンが、劇的に美味しくなる

値引きシールが貼ってあるパンや、一度冷凍したパンこそ、よりこのトースターの凄さが分かります。見事に蘇ります。冷凍したとは思えない美味しさ。我が家では冷凍したダブルソフトを、このトースターで食べることが一番多いです。パンは消費期限が短いので、食べきれないなと思ったらすぐ冷凍しています。

また、スチームと温度管理のおかげで、真っ黒に焦げるという失敗が一度もないです。
通常のパンが3分程度なので、冷凍の場合は+1or2分追加と覚えるだけで大丈夫です。誤って多少長く設定しても、真っ黒になることはありません。ダイヤルを回すだけなので、直感的に操作することができます。
引用:バルミューダ公式

良かった点③:清掃が楽

個人差があるかと思いますが、私は苦に感じたことはありません。パンを焼くだけであれば、油跳ねもないですし、基本掃除していません。たまーに、濡らしたタオルで拭いてあげるだけで、綺麗に使えています。

パンくずも、パンくずトレイを簡単に取り出せるので、すぐ捨てられます。

引用:バルミューダ公式説明書

5年間使用して、悪かった点

悪かった点①5CCの給水カップの置き場に困る

小さな給水カップが付属されてきますが、置き場に困ります。小さいので無くしてしまいそうになります。上向きにおいても、ほこりが入りそうで、どうにもしっくりこない。

この悩みは、ダイソーで解決できました。どこの100均でも、以下写真のようなマグネットフックが売っているので、これを取り付けることをおすすめします。カップの定位置が決まりますので、無くすことなくホコリ問題も解決です。

類似品がAmazonでも売っていますが、単品販売はなさそうです。近くにお店があれば、100均がおすすめです。

悪かった点②:焼き網を洗う際、少し取り出しにくい(2020年版で改良済)

現行製品は、「焼き網を乗せるだけ」に改善されたので、この悩みは解決されております。乗せるだけ、なので取り出しも楽ちん。簡単に洗えます。旧型は、トースター奥のフックに、焼き網を引っ掛ける手間があったので不便でした。ユーザーの声をしっかりと繁栄してくれています。

悪かった点③:何も動作をしていない時に、急にダイヤルを回した時の「ピッ」音が鳴ることがある。(2020年版で改良済)

急に「ピピ、ピピピッ」等数回鳴り、そのうち音が止まります。本当にいつ鳴るか分からないので、びっくりします。一度深夜に音が鳴り、恐怖になりました。数年様子を見てきましたが、サポートに相談することを決意。
そのときのサポート対応を以下で記載します。

サポート対応

動作していない時に急に鳴る「「ピッ」音について、電話で相談しました。

「K01Aシリーズは、無償交換対象になっておりますので、現行品と交換させていただきます。」

つまり、最新型の「The Toaster K05A(2020年 9月24日 発売)」に無償交換してくれるとのこと。

バルミューダのホームページを見ると、きちんと掲載されていました。リコール対象だったようです。

引用:バルミューダ公式HP

交換作業は、バルミューダが手配した運送業者が家まできてくれました。
業者が持ってきた段ボールに製品をいれて渡すだけ。こちらの手間は一切かからず、新品の代替品と交換してくれました。

代替品も、整備済み品とかではなく、「未開封の完全新品」とのことです。
1年間のメーカー保証も付いています

また、電話で新モデル(代替品)と旧製品との違いを、丁寧に解説してくれました。

大きく3点進化している、とのことです。

①パンのおいしさを引き出す温度制御がより緻密に進化。連続焼きにも強くなった。
②窓枠の形状やダイヤル・取手のサイズを再設計。電源ボタンを追加することで使いやすさが向上
③焼き網が取り出しやすくなり、手入れがしやすくなった

おそらくですが、私が使用していた旧製品は、電源ボタンがなかったので、常に電気が走っている状態でした。そのため何かしら基盤の不具合で「ピ」音が鳴っていたのかと。
新モデルは、電源ボタンが付いたことから、常に電気が走らなくなったおかげで、「ピ」音が物理的に鳴らなくなったのかと思います。電気代も節約されますし、ナイス改良です。

電話対応も素晴らしく、とても神対応でした。
きちんと誤りをみとめ、真摯に改善する企業体制に好感が持てました。

もし2021年に私がトースターを買うなら

以下3つ製品は、どれも素晴らしい製品なので激しく悩みます。私は、バルミューダかパナソニックの2択にしぼり、わずかな僅差でバルミューダにします。
外観のデザインが、旧型と変わっていなければ、バルミューダが圧勝していました。現行のバルミューダの外観の枠線が、オレンジ色になってしまったのが、個人的に残念です。少しカジュアル要素が強くなりすぎな感があります。(完全に好みの問題ですので、ご容赦ください)

パナソニックビストロ NT-D700

 

2021年2月に販売されました。約20年ぶりのフルモデルチェンジです。
デザインもシンプルで、バルミューダのレンジに似ている気がします。国内大手メーカーは、どこか細部で野暮ったさを感じていましたが、こちらはとても洗練されています。

このトースターの強みは、何と言っても機能面です。他2つより頭2つ飛び抜けています。
3つのヒータをうまくコントロールすることで、水をいれなくても上質な食感が再現できています。

友人宅で「乃が美」のパンを、これで食べたときは、バルミューダを越えたと感じました。
(乃が美補正があったからだと思います。冷凍パンなら、バルミューダの方が上かも)

価格がバルミューダよりも高いのが、少しネックですが、性能面では一番かと思います。
多機能を求めるなら、これ一択です。万人におすすめできる商品です。

アラジン グラファイトトースター

遠赤グラファイトで0.2秒で発熱し、立ち上がりが速いです。デザインが唯一無二なので、石窯風のデザインが気に入った方は、これ一択でしょう。3つの中では、一番最安で、1万円台で買えます。

ふるさと納税の返礼品にもなっていました。30,000円の寄付で手に入ります。驚異の還元率40%超えです。兵庫県加西市は、総務省から怒られないですかね?少し心配になる高還元率です。気になっていた方は、かなりおすすめです。

バルミューダ ザ・トースター

 

バルミューダブランドが確立されており、リセールバリューが高い。メルカリをみると、3年使用したトースターが1万3千円程度で売れています。引っ越しなど、生活環境の変化が多い方には、バルミューダが、結局一番コスパが良いかもしれません。

「高級トースター=バルミューダ」という地位を確立しました。よって、プレゼントにも喜ばれます。また、アラジン同様、デザインが唯一無二です。機能が少ない分、操作が楽です。
多機能を求めない方には、バルミューダがおすすめです。

余談

パナソニックが、かなり良い商品を発売しました。バルミューダより後発で発売しているので、当然バルミューダを意識した製品開発をされたのかと思います。国内企業で、このように切磋琢磨をしながら、良い製品開発していくことは、消費者側からみれば、とても良いことです。

ここ数年間、朝食を食べることがなくなったので、以前よりトースターの活躍の場が減りました。しかし、食べる機会が減ったからこそ、「1つの食事で美味しいものを食べたい」という考えになっています。「美味しいパンを作ってくれる」、「複雑な調理はトースターでしない」という点から、私にとっては、バルミューダが最適解な気がしています。

個人的にバルミューダ製品が大好きなので、これからもニッチな製品を、世の中に発売してくれることを楽しみにしています。

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